大谷小学校50周年記念事業実行委員長を務めた 児島 晴夫さん 大谷南在住 69歳
まっすぐ、実直に
○…大谷小との縁は、父兄としてPTA会長を務めた26年前に遡る。当時は現役教師だったため仕事との兼ね合いから一度は会長職を断ったが、勤め先の上司に「同じ教育現場を見てみたら」と勧められ決意した。PTA以外の保護者らの協力も得ながら新たにバザーを企画実現し、今なお続く同校の行事に成長させる等2年間を全うした。その後も、夏休み期間の児童の居場所作りとして様々な体験を提供するサマースクールにも当初から携わってきた。こうした学校との長年の関わりと実績が買われ、今回周年記念事業実行委員長という大役を担うことに。「地域・家庭・学校の中にいるのが子どもで、三位一体の『共育』を行うのが理想的。大谷小はこれを堅実にやっているから50年間続いてきたのだと思いますよ」と語る。
○…生粋のえびな人で、海老名小・中、中央農業高校に進学。実家が農家だったため将来は家業を継ごうと決めていたが、熱心に勉学に勤しむ姿が評価され、教諭の勧めで実習助手を経て教員の道へ。母校の中農や相原高校で教鞭を執った。「生徒との関わりが楽しかった」と顔を綻ばせる。
○…大谷芸能保存会・はやし連の会長でもあり、21年目を迎えた。成人式で再会した同級生ら4人で始めたこの部会には、現在では大人6人・子ども26人が所属する。練習は厳しく、一人でも間違えると最初からやり直し。持ち前の「自分にプレッシャーを掛けてめげない」精神を、新たな世代にも継承していく。
○…目標は「今年生まれたばかりの孫娘の成人式姿を見ること」と即答。「そのためには長生きしないとね」と茶目っ気たっぷりに微笑む。モットーは”人知らずとも我一人知るなり”。軸を持って突き進むまっすぐさが人を惹きつける。
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