中央農業高校養鶏部の栽培する米が、12月に山形県内で行われた「第12回あなたが選ぶ日本一おいしいお米コンテスト」(高校生部門)で最優秀賞に輝いた。関東地区の農業高校が選ばれるのは初。
同大会は、水稲の一大産地である山形県から米づくりを全国に情報発信しようと毎年開催されているもの。栄養値よりも、香りや味・食感などの「食味」が主な評価となり、”美味しい米”の頂点を決める大会となる。中央農業高校が出場した高校生部門には、全国から約60校が応募。このうち審査を通過した上位6校の決勝大会が山形県で開かれ、生徒による米のPRと、専門家らによる食味審査が行われた。
同校養鶏部が栽培した米は、コシヒカリとキヌヒカリを掛け合わせて誕生した神奈川県奨励品種に指定されている「はるみ」。甘味と香りが強く、もっちりとした食感で、さらに冷めても味が落ちないのが特徴だ。同部では3年前から水稲栽培に取り組んでおり、無農薬を追求した「アヒル農法」での栽培行っている。また、生徒たちは「はるみ」の良さを知ってもらおうと、ジェラートやパンなどにも加工して各種イベントを通じて、この魅力を広げる活動も行っている。
大会の審査講評では「今年は台風や猛暑が続く中、高校生が安心・安全な美味しいお米を最愛することはとても素晴らしいこと。(他の出場校が地方の中)神奈川県という都市部での水稲栽培に大変興味を持った」などと評価された。
米栽培を携わった生徒たちは「自分たちがやってきた事が日本一の評価を受けて、とても嬉しい。こうした機会に『はるみ』の良さも多くの人に知ってもらえれば」と喜びを語った。
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