市内今里在住の坂本堅五さん(75)がこのほど、自然環境の保全に貢献した人に贈られる「平成30年度県自然保護功労者表彰」を受賞した。坂本さんは「好きで長年やってきた事が評価され光栄」と語った。
県自然観察指導員として29年間活動し、自然観察会の普及などに努めている坂本さん。市内にある県立相模三川公園でも8年前から自らが講師を務め人気を博している「野鳥観察会」ほか、県自然環境保全センターや県立相模原公園などでも同様の取り組みを実施するなど、多くの人に自然の大切さを伝えている。こうした長年の実績が評価され、今回の受賞に至った。
現役時代は神奈川県庁に勤めており、自然保護課に配属されたことがきっかけでこの道に足を踏み入れた。その後、厚木市の県立自然環境保全センターの立ち上げに携わるなど職を全う。退職後も(財)日本鳥類保護連盟の調査室長、(財)シルクセンター観光貿易会館シルク博物館の館長を務めた。
野鳥の写真集も出版
昨年10月には、仕事で培った野鳥の撮影技術を活かして、撮りためてきた写真を集め、写真集「かながわの公園で見られる 野鳥のくらし」を出版。持ち運びやすいA5サイズで、野鳥の生態がわかりやすく解説されている一冊になっている。
先着10人に写真集をプレゼント
希望者は1月31日(木)までに氏名・年齢・住所・紙面の感想を記載し、〒242―0004大和市鶴間1の21の8沖津ビル2F タウンニュース海老名編集室「野鳥の本係」まで郵送を。
なお、同書は相模三川公園や相模原公園の売店で500円(税込)で販売されている。
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