障害福祉事業所の手作り商品を消費者がその場で評価する「フードプレゼン」が、2月22日(金)に市内で初開催される。障害者らが手掛ける商品に触れ合うことから、福祉に対しての興味・関心をもってもらい、共生社会を創っていこうとする取り組み。現在、審査員になる一般参加者を募集中(参加費無料・定員50人)。
これは地域福祉の課題解決を目指す「NPO法人よこはま地域福祉研究センター」が主催する催しで、2017年に横浜で初めて開催され、今回で3回目。同団体はこのフードプレゼンのほか、障害者就労に関する研修会や、大学とコラボした地域生活支援プロジェクトなども行っている。
フードプレゼンは、障害福祉事業で作られている商品を現場職員がプレゼンし、一般参加者が審査員となり、商品を採点するもの。就労を中心とした障害者が力を発揮する舞台を広め、理解を深めるとともに、自立支援を地域社会全体で考えていくのが目的だ。
今回のフードプレゼンでは県央地域の4事業所がエントリーしており、市内からは就労継続支援B型事業所「はぁとすまいる」と海老名市障害者第一デイサービスセンター「レインボードリーム」が参加する。
はぁとすまいるは、海老名の名産品「みっちゃんの手作りいちごジャム」を使用した”いちごロール”を出品。”海老名と言えば、イチゴ”と地元から喜ばれる商品づくりをモットーに、焼き加減や形にこだわり制作された。甘すぎず風味があり、時間が経っても美味しく食べられるという。
一方のレインボードリームが提供する商品は「TOMATO JAM(トマトジャム)」。昨年から味の試行錯誤や、法人内でのイベント等で商品テストを重ねながら出来上がった商品。トマトのクセを極力無くしつつ、本来の味に加え、甘さを加味しジャムにした。
ゲスト審査員には市内東柏ケ谷の「ロリアン洋菓子店」のオーナーシェフ・小島将勝氏と、元衆議院議員で現在はNPOマネジメントとして民間からの政策の発案、社会変革の担い手人材の育成などに取り組む、亀井善太郎氏が務める。
開催場所はららぽーと海老名4階EBICEN flattоで、時間は午後6時30分から9時まで。
参加希望者はNPO法人よこはま地域福祉研究センター【電話】045・228・9117へ。詳細は【URL】http://yresearch-center.jp/shogai_2019/
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