神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

海老名で第1号の「健康サポート薬局」に認定された「ガーデン薬局」の局長を務める 小林 庄司さん 国分北在住 72歳

公開:2020年1月31日

  • X
  • LINE
  • hatena

自然体で寄り添う

 ○…薬の飲み残しや重複投薬の削減をはじめ、地域密着の健康相談を実現するために厚労省が推進する「健康サポート薬局」。海老名では第1号となる「ガーデン薬局」の局長を務めている。認定までのハードルは非常に高いが「45年間、地域密着でやってきたという想いがある。処方箋が無くても立ち寄りやすいよう健康測定や食事のアドバイスを行う健康相談会を定期的に開催しています。これからも皆さんの健康をサポートしていきたい」と朗らかに笑う。

 ○…今でこそ一般的な「在宅医療」だが、「介護保険」の概念すら無かった約40年前から、訪問医療に携わってきた。医師と看護師らとともに1台の車で患者宅や介護施設の往診に同行。「なりふり構わず寝たきりの患者に尽くす医師の姿を見て、在宅医療の本質や覚悟を学びました。黙々とやってきたことは今につながっています」。その「患者第一」の姿勢は従業員にも継承されているほか、処方箋1枚を手にわざわざ”会いに来る”人が後を絶たない。

 ○…福島県出身。物事を理詰めで考える性分もあり、薬剤師の道へ。1974年に縁あって国分北に開局し、市販薬や化粧品・雑貨の販売など暮らしに密着したサービスを提供してきた。「口紅を選んでいたOLさんが今では介護や健康の相談に来てくれる。ともに年齢を重ね、寄り添ってこられたことが喜びで、やりがいです」と微笑む。

 ○…海老名市薬剤師会の設立に尽力し、初代会長として15年間大役を全う。学校やコミセンで行う薬や健康についての講演会は20年以上に及ぶ。近年は薬剤師であり同社社長の息子と手を携えながら、海老名の医療や街づくりの一端も支えている。「薬剤師になって50年。一生涯、自然体で社会と関わり続けたい」

<PR>

海老名・座間・綾瀬版の人物風土記最新6

吉久 治朗さん

ロマンスカーミュージアムの館長に4月1日付で就任した

吉久 治朗さん

海老名市めぐみ町在勤 58歳

4月19日

加藤 謙次さん

海老名市の給食調理施設「食の創造館」の館長を務める

加藤 謙次さん

海老名市在勤 45歳

4月12日

斉藤 武夫さん

小園地蔵堂保存会の会長を務める

斉藤 武夫さん

綾瀬市小園在住 71歳

4月5日

三橋 秀子さん

3月31日に開催する「あやせ中央公民館まつり」の実行委員を務める

三橋 秀子さん

綾瀬市寺尾中在住 74歳

3月29日

Nomoさん(本名:井上のも(乃茂))

月刊少年エースでマンガ「理香さん、結婚してください!」を連載する

Nomoさん(本名:井上のも(乃茂))

海老名市在住 28歳

3月22日

増茂(ますも) 邦雄さん

「ざま子育てフェスティバル」の実行委員を務める

増茂(ますも) 邦雄さん

座間市相模が丘在住 63歳

3月15日

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月19日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

海老名・座間・綾瀬版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

綾瀬で初公演

ロジェ・ワーグナー合唱団 好評発売中

綾瀬で初公演

心に響くゴスペルなど

4月28日~4月28日

海老名・座間・綾瀬版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月23日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook