座間市議会(長谷川光議長)では、議会改革に市民の視点を取り入れようと、2月から地域住民にアンケートを実施している。手作りの用紙を議員自ら市内1万800世帯に配るもので、来週中には配布が完了する予定。締め切りは3月31日(木)。
調査項目は、市政への関心の有無、選挙で投票した議員の活動の満足度、開かれた議会にするために必要なことなど。他の自治体で特定のテーマに絞ったアンケートはあったが、今回のように総合的な調査は県内初となるという。
対象世帯は、各地域に偏りが無いように配慮されており、市内全体の約2割に相当する。市公民館や北・東地区文化センターなどの公共施設にも置かれているため、配布されていない人でもアンケートを出すことが可能だ。提出の際は、用紙に添付されている返信用封筒で郵送する。
同議会では、平成20年の選挙から定数を2人削減したほか、昨年8月に「議会改革調査検討会」を創設し、積極的に改革を推進してきた。市民アンケートも、「更なる改革のために、市民と真剣に向き合いたい」という思いのもと実現した。検討会の会長を務める中沢邦雄議員は「(アンケートは)議員一人ひとりが配り、新たな税金は使用しません。結果は今後の議会改革に役立てていきますので、ぜひ率直な意見をお寄せ下さい」と協力を呼びかけている。
問合わせは同議会事務局【電話】046(252)8872まで。
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