幅広い世代にわたるメンバーで活動を続ける座間市のサークル「三世代コーラス」(稲垣文野会長)が今年、結成から10周年を迎えた。同サークルでは市生涯学習フェスティバルの日程に合わせ、2月19日(土)、市公民館で記念コンサートを開催する。
「三世代 楽しく歌って 10周年!」と題したこの記念コンサート。プログラムは第1部「いつか歌った想い出のうた」、第2部「さぁ皆さんご一緒に…」、第3部「子ども達の元気な歌」の3部構成で、全13曲を披露する予定。「歌えバンバン」「あの素晴らしい愛をもう一度」「世界にひとつだけの花」など、世代問わず馴染みある曲目が並ぶ。
コンサートでは、会場全体での合唱や、子どもたちによる曲紹介、語りかけるような口調が特徴のメンバー全員による司会進行など、参加者が楽しめるさまざまな工夫が凝らされている。衣装はメンバーらがデザインしたカラフルなポロシャツ。
稲垣会長は「皆さんの心に届くような歌と、歌う楽しさを伝えたい」と話している。
人とのつながり大切に
同サークルが発足したのは2000年。市公民館で開講されていた「三世代で歌おう〜童謡からポップスまで〜」の受講者らが、講座終了後もサークルとしてコーラス活動を続けようと結成したのがきっかけだった。公民館を拠点に、これまで歌ってきた曲は80曲以上。「秋の市民音楽祭 合唱の部」には毎年出場している。
指揮者の奥田紘治さんやピアノ伴奏の坂井由貴子さんを始め、結成当初から現在も在籍するメンバーも。現在は6歳から80歳までの40人ほどで、毎月2、3回の練習を積んでいる。
結成した翌年に入会したという稲垣会長は「あっという間だった」とこれまでを振り返る。大会出場や受賞ではなく歌を楽しむことが目的。「子どもたちは自然とお年寄りを気遣うし、子育てはみんなで支え合う。まるでひとつの家族」(稲垣会長)。
コンサートはあす2月19日(土)。場所は公民館3階集会室。時間は午後1時30分から3時(1時開場)。定員は100人で入場無料。問い合わせは同館【電話】046・255・3131。
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