日産自動車(株)が販売している新型の電気自動車「リーフ」がこのほど、座間市に3台納車された。3月8日に市役所で開かれた導入式には、遠藤三紀夫市長や長谷川光座間市議会議長など市関係者に加えて、同社・座間事業所の加東重明所長らが出席し、導入を盛大に祝った。
リーフは、昨年12月に発売されたばかりの新型電気自動車。走行中に二酸化炭素などの排出ガスを出さない車として、国内外で注目されている。また、リーフの主要部分で、携帯電話8千台ほどの電気をチャージできるリチウムイオンバッテリーは、同事業所とオートモーティブエナジーサプライ(株)(座間市広野台)が開発・生産しており、座間とのかかわりも深い。
納車された3台のうち2台は、公務用の共用車として活用。残る1台は、白黒のカラーが施され、青色パトロール車として市内を巡回する。
導入式では冒頭、加東所長から遠藤市長へ、リーフのゴールデンキーが手渡された。遠藤市長はあいさつの中で、リーフを「自動車の歴史を塗り替える、将来性あふれる車」と称賛。「座間が環境先進都市として羽ばたけるようになれば」と期待を寄せていた。
加東所長は、「こんなに開発に苦労した車ははじめて」と振り返りながらも、「安全性・品質・性能の点で完璧な自動車だと思います。一度乗車して、素晴らしさを体感して欲しい」と呼びかけた。
閉会後には、市役所横のふれあい広場で試乗体験会を実施。試乗した人たちは、その滑らかな発進性能や、車内の静かさに驚いた様子だった。
座間版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|