東北地方太平洋沖地震の影響によって開催の可否が検討されている「第83回選抜高校野球大会」。3月23日(水)の開幕予定を前に、組み合わせ抽選会が同月15日に大阪で行われ、東海大学付属相模高等学校は3月27日(日)午後2時から、関西高等学校(岡山県)と対戦することとなった。開催については、同大会の臨時運営委員会の協議によって、18日(金)に最終決定する見込み。
組み合わせが決まった当日、座間市や相模原市のメンバーで構成される「地元応援実行委員会」(金子匡甫委員長)の役員会が、相模原市南区の事務所で執り行われた。冒頭で金子委員長は、「(開催は)今後予断を許しませんが、皆さんに状況を説明するために集まっていただきました」とあいさつした。
役員会は、対戦相手となる関西高校の話題が中心に。応援実行委員会のメンバーの一人は、高い打率や、投手の堅田裕太選手が昨夏の甲子園を経験している点に触れ、「かなりの強敵」と評していた。一方で、東海大相模がここ数日の練習試合で好調な成績を上げている点も紹介され、「打線も上り調子で、(投手の)近藤正崇選手も好調。チームとしてのまとまりも良い」とメンバーたちは期待を寄せていた。また、甲子園での応援に際し、震災や計画停電による交通網のまひなどが懸念されていた。
同大会が中止となった場合についても話し合われ、市内相模が丘や相模原市南区内に立てられている旗を撤去することや、支援金の取り扱いは中止決定後に検討することなどが確認された。
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