座間市では、女性の子宮頸(けい)がんと乳がん検診の受診率を向上しようと、検診を無料で受けられるクーポン券と手帳を、6月中旬に対象者に郵送した。有効期限は、同月17日から平成24年2月29日まで。
無料クーポン券と手帳の配布は、国のがん検診推進事業を受けて、市が行っているもの。対象となる年齢は、子宮頸がんが20歳・25歳・30歳・35歳・40歳、乳がんが40歳・45歳・50歳・55歳・60歳となっている(※今年4月1日時点の年齢が基準)。市では、この条件に該当する7555人の市民に、クーポン券を配布した。
クーポン券を使うことで、座間や海老名の医療機関での「施設検診」、または公共施設での「集団検診」を受けることができる。検診内容は、子宮頸がんが問診・内診・細胞診、乳がんが問診・視触診、マンモグラフィ検査(エックス線撮影)となっている。
昨年度のクーポン利用率
クーポン券の配布は、市が平成21年度から継続してきた。市健康づくり課によると、昨年度は子宮頸がんの対象者(4368人)のうち778人が、乳がんの対象者(4524人)のうち728人が券を使って受診したという。
問い合わせは同課【電話】046(252)7225。
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