座間市商工会(大塚和光会長)が「食による街おこし事業」として開発を進めているご当地グルメ「座間のすい豚(とん)」の試食会が7月5日、商工会館の別館で開かれた。試食会は、商工会役員や関係者向けに開かれたもので、座間のすい豚がお披露目されたのは初。
座間のすい豚は、商工会サービス業部会とZワングルメ委員会(市飲食業生活衛生同業組合員で構成)が昨年に実施した「Zワングルメ」で、市民への試食販売やアンケートなどを参考に決まったB級グルメ。同商工会は、今年10月下旬から市内の飲食店ですい豚を販売することを目指している。
試食会で振舞われたすい豚は、Zワングルメに参加したメンバーらが調理。団子や豚足、人参、ごぼう、ほうれんそうなどに加えて、ひまわりを模した黄色のかまぼこが使われている。スープは豚足のだしをベースに、かつおだしを合わせたもので、さっぱりとした風味に仕上げられている。
今回のすい豚はモデルとして作られたもので、一定のルールを守れば、販売店舗ごとにアレンジすることができる。同商工会では、7月22日に開く委員会で、レシピのルールを正式に決める予定だという。
試食をした大塚会長は、「和食や中華など店舗によって味に個性を出してもらい、すい豚が進化すれば」と期待を寄せていた。
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