「2011咲かせよう!座間のひまわりキャンペーン」のテーマソング「ひまわり」が、このほど完成した。歌い手であり、作詞もした座間中学3年生の飯塚優羽(ゆう)さんは、「多くの市民のみなさんに曲を聴いて欲しい」と話している。
同キャンペーンは、ひまわりの栽培や写生などを通じ、市民に郷土心を育んでもらおうと6年前に始まった。今年は5月から11月にかけて行われ、10月16日(日)に日産自動車(株)座間事業所で開催予定の「ひまわりフェスタ」をはじめ、グルメコンテスト、写生コンテストなどが企画されている。テーマソングは、2006年と2007年の「赤い向日葵」、2008年の「花風車の森」に続き、今年で3曲目。
「ひまわり」は、6月下旬から曲作りがスタート。作詞を手掛けたのは、飯塚さんと、同じく座間中3年生の加藤瑠華さん。2人は、中学1年生の頃から「KND」というユニットを組んでおり、地元で音楽活動やボランティア活動を行っていた。今回も、それぞれが書いた歌詞を合わせ、一つの曲に仕上げたという。作詞にあたっては「小さい頃の思い出を表現しました」と飯塚さん。座間で生まれ育った飯塚さんにとって、ひまわりは幼い時から身近にある花で、家族と記念撮影をしたり、小学生の頃には種を植えた経験もある。歌詞では、「1人じゃ大変な種まきも みんなでやればあっという間だね 今日は楽しかったな 早く元気に育つといいな」と当時の思い出を綴(つづ)っている。
作曲したのは、市内広野台在住のプロミュージシャンで、飯塚さんのボイストレーナーを務める三岬(みさき)浩遵さん。「多くの人が『良い曲だな』と思ってもらえるような、優しく、涼やかなメロディに仕上げました」と話している。
イベントで披露
同キャンペーンの実行委員会によれば「ひまわり」は今後、「ひまわりまつり」や「ふるさとまつり」など市内のイベントで披露される予定。CDの販売も目指しているという。曲は、市商店会連合会のポータルサイト「0462.net」(http://www.0462.net/)で視聴できる。また、同サイトでは8月7日(日)まで、CDジャケットの写真を決める投票も受付中。
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