自作した自動車でガソリン1リットルあたりの走行距離を競う「第6回かながわエコカー競技大会」が8月27日、日産自動車(株)の追浜工場(横須賀市)で開かれた。3回目の出場となった「Team nizmo」(日産自動車(株)座間事業所)は、1位こそ逃したものの、大会でのチーム最高記録となる1リットルあたり951・27Kmをマークし、準優勝に輝いた。
同大会は、県立産業技術短期大学校や日産自動車大学校などで構成される実行委員会が開いているもの。6回目となる今年は、社会人や高校生など21チームの参加があった。
競技では、50ccの自動車が、平均時速25Km以上で約16Kmを走行。残ったガソリンの量から1リットルあたりの走行距離を計算し、順位を競う。1位は1526・73Kmの平塚工科高校で、大会3連覇を達成した。
「Team nizmo」には、マネージャーとして座間事業所の藤間義利さん、メカニックとドライバとして同社テクニカルセンター(厚木市)の本永賢次さんと西埜(にしの)幸香さんが参加。チームは昨年のデータを分析し、ガソリンを多く消費する加速時間を短くするため、マシンに改善を加えてきた。これが自己ベスト更新につながった。
藤間さんは「1位でなかったのが悔しい」としながらも、「レースのデータを見る限り、まだ伸びる可能性を残している。来年こそ優勝したい」と話していた。
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