図書館などに地元新聞並ぶ 福島から届く「今」
座間市立図書館では8月半ばから、福島県の地方新聞「福島民報」と「福島民友」の配架を始めた。
月曜、水曜、金曜の週3回に分けて、1週間分の紙面が福島から届き、閲覧用と保管用のほか、自由に持ち帰ることができる紙面が玄関横に置かれている。
これは、東日本大震災の被災地である福島の情報を継続的に提供するためのもの。7月に福島県から神奈川県へ地元の新聞をコミュニティ施設へ配架してほしいという依頼があり、始まった。現在図書館では、全国紙や経済紙など16紙を閲覧することができるが、地方新聞を置くのは今回が初めて。
同館の小針文江館長は「自由に持ち帰ることができる紙面はすぐになくなってしまう。市内にも福島から避難された方や、親戚、知り合いをもつ方もいると思う。テレビで報道されない情報も、紙面を通して少しでも知ることができれば」と話す。また、市内では同館のほかに、公民館、東地区文化センター、北地区文化センターでも、2紙を閲覧することが可能。問い合わせは同館【電話】046(255)1211まで。
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