市内の自治会長などを対象とした座間市自治会役員研修大会が9月11日にハーモニーホール座間で開かれた。「安全・安心のまちづくり」をテーマに、防災に関する講演会が行われ、約320人が参加したほか、遠藤三紀夫市長も来場した。
座間市自治会総連合会(渡辺了会長)が主催する同大会。毎年企画されているもので、防犯・火災・振り込め詐欺などをテーマに、自治会での対策や取り組みを専門家から学んでいる。
今年は東日本大震災の発生を受け、市の安全防災課職員を招いて「大規模震災に対する座間市の対応について」と題した講演を実施した。講演で職員は、座間で起こりうる8つの大地震を説明した上で、市内の広域避難場所や避難所開設までの流れ、備蓄品の状況など防災対策を紹介。また、被害の拡大を防ぐためには、行政や消防機関による「公助」だけではなく、自分の身を自分で守る「自助」、地域の人が協力しあう「共助」が必要であるとした。
講演終了後の質疑応答では、参加者から「子どもの通学と下校時に災害が起こった場合、学校はどういう対応をするのか?」などの質問や、「周辺のダムが決壊した時など、水害に対する備えも充実して欲しい」との要望が上がっていた。
また大会では、同連合会の運営と自治会の発展に尽力した市民4人が表彰された。表彰者は以下の通り※敬称略
藤田義信/道村二郎/小原勝男/辰巳公哉
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