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医療レポート 頭痛・物忘れは危険信号 取材協力/たなかクリニック(大和市)
いつ起こるかわからない脳の病気。予防策について大和市の「たなかクリニック」田中千彦院長に話を聞いたところ、頭痛・物忘れなどの見逃しがちな症状が脳の病気を知らせるサインである場合があるという。
その1 頭痛
頭痛には、風邪や二日酔いなどの自然に治るもの、片頭痛や緊張型頭痛などの慢性的なもの、クモ膜下出血や脳出血などの命にかかわるものがある。急な激痛であれば危険に気付けるが「すぐ治るだろう」と考えてしまう程度の痛みは放置する人も多い。しかし、治療が必要かどうかは頭痛の程度・頻度・場所などをもとに診断してみなければわからない。
同院では一人ひとりの頭痛の内容をよく聞き、その人にぴったりの治療法や薬を決めている。脳動脈硬化症などの疑いがあれば、その日に脳血管の細部までわかるCTでの検査も可能だ。
その2 物忘れ
物忘れするような歳ではないのに物忘れが多くなってきたら要注意。脳が萎縮するアルツハイマー型認知症や脳血管障害による脳血管性認知症の可能性が高い。認知症には生活習慣の改善で軽減できる「治る認知症」もある。早期発見・早期治療が大切だ。
普段たいしたことはないと思っている症状の裏には危険な病気が潜んでいるかもしれない。「自己判断はせず、少しでも気になったときは早めに受診をしましょう」と田中院長。
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