高齢者の社会参加や健康づくりを地域で促そうと1月22日(日)、相模が丘で「第1回SAKURAウォーク」が開かれる。同地区を散策するもので、年齢や地域に関係なく誰でも参加できる。
当日は午後1時30分に、相模が丘コミュニティセンターに集合する。歩く場所は、相模が丘3丁目自治会の会員らが作った「レインボーコース」。距離によって7種類のコースがあり、今回は同地区の桜並木沿いや、東海大学付属相模高校前の道路などを学生ボランティアと一緒に歩く。距離は3〜4Km。参加者には、レインボーコースのマップが配られるほか、桜の花飾りが進呈される。
事前申し込みは不要。温度調整ができる服装で、帽子や手袋、飲み物などを持参する。雨天の場合は中止となる。
大学と市、地域が連携
「SAKURAウォーク」は、桜美林大学(町田市)と座間市による「高齢者の社会参加や健康づくりを推進するための社会的ネットワーク形成事業」の一環として行われる。同事業は、高齢化が進み、介護を必要とする人や独居老人が増加するなか、地域で健康に生活するための環境づくりを模索するもの。市内では、相模が丘3丁目と東原がモデル地区になっている。2010年に始まり、3カ年の計画。
相模が丘では、住民の意見を募る座談会が催され、2011年に「相模が丘3丁目SAKURAプロジェクト」が立ち上がった。同自治会や各種団体の有志らが、大学と市と協力して事業を進めている。プロジェクトでは、ウォーキングのほか、高齢者が子どもに昔遊びや特技を教える塾や、茶話会を行うサロンを検討している。1月26日(木)からは、「木曜ウォーク」が毎週木曜日の午後3時からの日程で行われる。
同大学の大学院教授で、加齢・発達研究所の芳賀博所長は、イベントの開催にあたり「年齢や性別に関係なく参加して、自治会の皆さんが作ったコースを楽しんで欲しい」と呼びかけている。問い合わせは新生さくら道の会・坂本さん【電話】046・253・3255まで。
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