市民による自発的な社会貢献活動を支援する「座間市民活動サポートセンター」が、サニープレイス座間からふれあい会館1階へ移り、1月28日、開所式が行われた。フリースペースが広がったほかインターネット環境を整備。4月からはロッカーやレターBOXが利用できるようになる。
市民の要望に応え、サービス内容をより充実させるための移転。式には遠藤三紀夫市長、小野たづ子議長、市議会議員が多数訪れ、開所を祝った。市民活動サポートセンター運営委員会の小池秀司委員長が「皆様の理解に感謝し、より良いサポートセンターに育てていきたい」とあいさつ。施設の内覧会も行われた。
センターの前身は2005年、市公民館2階に設立された「市ざま生涯学習活動サポートセンター」。3年後に現在のセンターに発展し、サニープレイス3階の一室で事業を行ってきたが、話し合いの場などに使うフリースペースの狭さや、インターネット環境に改善を求める市民の要望が多く、当時閉鎖中だったふれあい会館の喫茶スペースの活用が決まった。
施設面積が約34平方メートルから約120平方メートルに拡大。円形のフリースペースには5つのブースが並び、最大25人を収容できる(要予約)。設置パソコン2台に加え、持ち込みパソコンが4台同時にネット接続可能。バリアフリーで、省エネのため施設内はLED照明に。4月からは有料のロッカー16台と、レターBOX120ケースが利用できる。移転に伴う費用は総額およそ585万円。
サポートセンターは、同委員会により運営される公設民営の任意団体。「あなたの…したいを応援します」を掲げ、相談受付や情報提供を行っている。具体的にはボランティアをしたい、助成金情報を知りたいといった声に応え、団体設立時の利用規約の作り方や会計処理といったノウハウも提供する。利用には登録が必要。現在251団体が登録している(1月末時点)。問い合わせは同センター【電話】046・255・0201。
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