座間市民活動サポートセンター運営委員会の運営委員長を務める 小池 秀司さん 座間在住 64歳
まっすぐひたむきに
○…市民が運営し、自発的な社会貢献活動を支援する「座間市民活動サポートセンター」。サービスをより充実させ、活動をさらにオープンなものにするため、1月28日にサニープレイス座間からふれあい会館1階へ移った。広いスペースで、団体の発表や展示が可能となり、パソコンなどを使いながら効率的に活動することができるようになった。現在、251団体が登録している。「施設を120%利用して、市で一番輝く場所にしたい」と今後の発展を期待する。
○…センターは「どんな活動があるのか知りたい、ボランティアをしたい、イベントや講座の情報が知りたい」など、活動のきっかけ、新しい発見が出来る場だという。「自分たちの力を使って多くの人を支援する」という気持ちで、サポートにあたる。自身が活動へ参加するきっかけとなったのは18年前に発足した相模川の自然保護を行う「NPО法人相模川倶楽部」。代表理事を務めていたことで、声がかかった。2008年から現在のセンターの運営委員長を務める。
○…座間市で生まれ育った。子どもの頃から慣れ親しんだ相模川で泳いだり魚釣りをしたり、弁当を持って1日中遊んでいた。「確かに自然が少なくなっているが、今は今で魅力を見つけられたら」と前向きだ。定年後も続ける建築士の仕事は朝から晩まで働きづめ。少しでも家族の時間をと、23年前に子どもと参加した公民館の講座「自然科学クラブ」が転機となった。親子で相模川の自然体験を行い、第一回相模川フォーラムで活動の報告をした。それがきっかけで「相模川倶楽部」を発足し、川の全域のごみ拾いも開催した。
○…環境カウンセラーの勉強や市の相互提案型協働事業の審査など多忙な日々を過ごす。「今も走っている最中」と仕事を続けながらの活動。「ずっと住んでいたい」と思える座間のまちづくりを目指し「着実」に歩み続ける。
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