中宿の東部自治会・中部自治会・西部自治会と座間不動尊の氏子による「不動講」が3月27日、中宿公民館で開かれた。この不動講は明治時代の中頃から100年以上続いているとされており、地域の絆を深める場となっている。
毎月27日に行われている不動講。この日は氏子、自治会役員や有志など約25人の参加があった。参加者は、氏子総代を務める瀬戸宏孝さんのもと、拍子木を打ちながら、不動真言を150回唱えた。東部自治会の稲垣実会長は「不動講を通じて、地域の精神的なつながりが強くなっているのでは」と話していた。
地域住民によると、中宿公民館に祀られている「座間不動尊」は、江戸時代初期に建立され、現在は廃寺となった「安養寺」に祀られていたもの。座高26cmの寄木作りの像で、眼球部に水晶をはめ込む技法で作られている。不動尊は、悪魔を抑え鎮める仏様で、不動明王とも呼ばれる。
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