4月8日から15日まで開かれたバスケットボールの関東大会北相(ほくそう)東地区予選で、座間高校の男子バスケットボール部が初優勝し、県大会出場を決めた。2010年から続いていた、4大会連続2位という壁を打ち破った。
同地区予選には、座間市と相模原市から16校が出場した。上位5位が県大会への切符を手にする。座間高校は1回戦で城山に、2回戦で座間総合に、準決勝で上溝南に勝ち決勝へ進んだ。
決勝の相手は淵野辺。序盤は、ドリブルで切り込んでくる相手を止められず、失点を重ねた。中盤では、最大15点の点差があった。後半からは、座間高がディフェンスを引き締めて巻き返しを図る。攻撃でも、リバウンドを拾えるようになりチャンスが広がった。追いついた後はシーソーゲームが続いたが、終盤に引き離し、83対77で勝利した。
5度目の”正直”
同地区の準優勝という壁にぶつかったのは、2010年4月。今回と同じ関東大会の予選だった。それから、3回のチャンスがあったが優勝に届かなかった。ただ、昨年の新人大会は僅差での惜敗。ディフェンスに重点を置いたチーム作りが、実を結びつつあった。そして今大会の初優勝。佐藤翔吾キャプテン(3年)は「とにかく嬉しかった」と喜び、三橋良明顧問は「『やっと』という感じ。ホッとしました」と振り返る。
4月22日(日)からは県大会が始まる。56チームが出場し、上位5位が関東へ。佐藤キャプテンは「地区の優勝チームなので、簡単に負けられない。まずはベスト8以上を目指します」と意気込んでいた。
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