染め織りの魅力を発信 ハーモニーホールで作品展
座間市相模が丘で、染織工房を開く間淵朝美さんが指導する「座間はた織愛好会」と「藍の会」、「あさみ工房」による合同展が5月18日(金)から20日(日)まで開催される。ハーモニーホール座間の市民ギャラリーで、午前10時から午後4時。最終日は午後3時まで。
同展では3団体に所属する28人が参加し、タペストリーやショール、マフラーや着物など、およそ130点を展示。草木による糸染めやデザイン、はた織りと、半年以上かけて作り上げた力作もあり、着物は10m以上織り上げるという。ウールや絹、麻を使用した作品や、葛やとうもろこしの皮を素材としたものも並び、それぞれ織り方によって特徴も異なる。間淵さんは着物や座布団カバーなどを出品する予定。
3団体による合同展は2回目となる。県外から参加する生徒もいる。現在、16人が所属する「座間はた織愛好会」は東地区文化センターで30年にわたり活動しており、間淵さんは25年指導にあたっている。
間淵さんは専門学校ではた織に出会い、40年以上活動を続けている。20歳のときに専用のはた織機を購入し、本格的に始めたという。「1本の糸が生地になり、作品が出来上がる。その過程を想像して楽しんで欲しい」と話す。
入場は無料。問い合わせは間淵さん【電話】042・747・1031まで。
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