ロッキー山脈で生きる花 相模が丘のギャラリーで写真展
相模が丘のギャラリー「 NAKAGAWA」(中川宇妻(う つま)オーナー)で、「氷河を渡る風 塩澤千秋写真展 ロッキー山脈の花物語」が開催されている。8月30日(木)まで。
同展では、カナダ在住で理学博士の塩澤さんがロッキー山脈で撮影した作品を展示。山脈に咲く高山植物、野鳥やビッグホーンシープなどの動物が山で生き抜く姿を写している。およそ100点の作品を順次公開する。また、中川さんが発泡スチロールと生花を使い製作した、雪解けの山の中から草花が顔を出す姿をイメージした作品も展示している。
塩澤さんは、高校生のときに山岳部に所属。南アルプスの山々に魅せられた。その後、仕事でカナダへ移住しロッキー山脈に出会った。登山できるわずかな期間を利用し、キャンプをしながら何日間もかけて撮影している。30年以上にわたり写真を撮り続け、趣味で始めた写真も、自費出版で本を出すほど。中川さんは「厳しい環境の中で育つ花の生きる力や、山を背景とした写真の構成にも注目して欲しい」と話している。
6月24日(日)の午後1時から2時まで、塩澤さんによるギャラリートークが行われる。入場は無料。問い合わせは同ギャラリー(相模が丘3の68の29)【電話】046・255・4590。
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