市内の中学生が実践的な消防技術を学ぶ「少年少女消防教育講座」が、8月9日と10日に市消防本部で開かれ、16人が参加した。
同講座は、中学生に防火や防災に関する正しい知識を伝え、地域の防災を担う人材を育てようと、市が初めて企画した。職場体験で中学生が学ぶ内容よりも実践的な構成となっている。
初日は、救助や消火の技術を中心としたプログラムで行われた。ロープを使った訓練は、増水した川の中州に人が取り残されたという想定のもと実施。参加者は、消防本部の署員のサポートのもと、カラビナ(=鉄製の輪)を使ってロープを移動する「チロリアン」に挑戦して要救助者を助けた。2日目には、普通救命講習が開かれ、生徒16人に資格の修了証が配布された。
参加者からは「将来は消防士になりたい」「万が一の時は、救命講習で学んだ蘇生法を活用したい」などの声があがった。
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