座間市の中学生や高校生などが8月24日から26日まで、岩手県釜石市を訪れ、復興支援ボランティアとして活動した。津波で被害を受けた海水浴場を取り戻そうと整備を進める釜石で、海岸清掃に従事した。
復興支援ボランティアは、座間市社会福祉協議会が主催したもの。震災から1年半が経ち、災害の記憶と支援の想いが風化しないようにと企画された。中・高生やその保護者、市社協の職員、ざま災害ボランティアネットワークのメンバーなど30人近くが集まった。
参加者が手伝ったのは、釜石市の復興事業「B1project(ビーチプロジェクト)」。同プロジェクトは、津波で海水浴場が全て壊滅してしまったなか、唯一残った砂浜を、ビーチとして再生しようといもの。釜石の商工会議所や社会福祉協議会、NPO団体などが参画している。
作業は25日に実施された。参加者は、生い茂った雑草を根ごと刈り取り、整備に努めた。道路に面した砂浜には、津波で流されてきた倒木があるなど、作業が難航したが、木をどかしながら丁寧に除草した。
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