神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
座間版 公開:2012年8月31日 エリアトップへ

座間総合フラメンコ部 ダンスで元気届ける 避難所での公演を自主企画

教育

公開:2012年8月31日

  • LINE
  • hatena
避難所の中庭でダンスを披露する部員
避難所の中庭でダンスを披露する部員

 座間総合高校のフラメンコ部(秋津弥乃生(みのぶ)部長)が8月22日、埼玉県にある福島県双葉町の避難所で、公演を行った。「被災地に元気を届けたい」と部員が自主的に取り組んだ企画。練習に励んだダンスを披露し、避難住民にエールをおくった。

 昨年に創立した同校のフラメンコ部。地域貢献に積極的で、福祉施設などで慰問公演を行っている。被災地ボランティアも、かねてから考えていた。部長の秋津さんを中心に部員で話し合い「自分たちのできることをやろう」と、公演することを決めた。

 開催に向けては、困難ががあった。当初は福島県の飯館村での公演を考えていたが、放射能の問題や旅費の面で断念した。しかし同校の教諭が、双葉町の避難所がある埼玉県加須(かぞ)市の教育委員会と接点があり、公演が実現した。

 22日の朝、ステージ衣装や靴を持った部員は、電車で埼玉に向かった。廃校を活用した避難所には双葉町役場の支所が置かれており、約210人が生活している。

 ステージは午後1時から中庭で開催。「ルンバ」「セビジャーナス」「タンゴ」などが披露され、ダンス中はリズムに合わせて手拍子する人もいた。ステージ終了後は、高齢の住民と部員が交流する場面もあった。また、同校の生徒や職員が応援メッセージを書き込んだフラッグが、町役場へ贈られた。

 秋津さんは「避難所の方々が、神奈川から来た私たちを気遣ってくれました。『元気になった』、『暑いなか頑張っていたね』と声をかけていただきました」と喜んでいた。
 

座間版のトップニュース最新6

交通拠点設置を目指す

相武台南口

交通拠点設置を目指す

行政・地域協力し実現へ

1月31日

花壇活動続けて20年

さがみ野

花壇活動続けて20年

「孫誕生がきっかけで」

1月31日

9年ぶりの頂点目指す

9年ぶりの頂点目指す

東海大相模 春の選抜出場

1月31日

戦闘機「雷電」の部品発見

戦闘機「雷電」の部品発見

所有者から市に寄贈

1月24日

「凧」通して地域と交流

座間養護学校

「凧」通して地域と交流

座間市大凧保存会と

1月24日

3月6日オープン

市内初映画館

3月6日オープン

最新鋭の映像機器導入

1月17日

あっとほーむデスク

  • 11月8日0:00更新

  • 11月16日0:00更新

  • 4月20日0:00更新

座間版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2020年1月31日号

お問い合わせ

外部リンク