10月14日(日)に日産自動車(株)座間事業所で開催される「ひまわりフェスタinNISSAN」(主催/ひまわりフェスタ委員会)のテーマソングに、市内在住のシンガーソングライター加々美亜矢さんが作詞、作曲した「おひさまの花」が選ばれた。
加々美さんは、1997年に作詞・作曲家としてデビューし、2001年にシンガーソングライターとしての活動を開始した。これまでに、「Midnight Sea Midnight Fish」などを発表。作詞と歌を手掛けた「愛しき世界」は、テレビアニメ「武装錬金」のエンディングテーマにもなっていた。2006年末から、育児のためライブ活動を休止している。
「おひさまの花」は、加々美さんが子どもと一緒にひまわり畑を歩いた体験が題材で「照りつける陽射しの中 小さな手を繋いで 出かけよう ひまわり畑へ」などと描写されている。また、「いつかまた見に行こう 黄金の花が待っている 迷わずどこにいたって そうここがキミのふるさと」と、子どもへのメッセージも盛り込まれている。
歌のメロディは、空に向かって成長するひまわりを連想させる、明るい仕上がりになっている。「幅広い年代に受け入れられるように」と、ミディアムなテンポの曲だ。加々美さんが作詞、作曲、アレンジしたものを、市内在住の三岬浩遵さんが協力し曲を仕上げた。
子育ての経験で生まれた曲
加々美さんのシンガーソングライターとしてのフィールドは東京や横浜だった。しかし、子育てを通して市役所などを訪れる機会が多くなり、地域との交流も増えたことで、「地元でも音楽活動をしたい」という想いを抱くようになった。
そんな中、市商店会連合会が、ひまわりキャンペーンやフェスタのテーマ曲の歌詞を募集していることを知り、作詞をして応募した。これがスタッフの目に止まり、歌詞だけでなく、曲と歌も担当することになった。
加々美さんは「おひさまの花」について、「出産と子育てを経験したからこそ生まれた歌」と表現する。フェスタ本番でも曲を披露する予定で、「久しぶりのライブ。気持ちが伝わるようなステージにしたいです」と笑顔で話している。
「おひさまの花」は、市商連が発売する、座間のご当地ソングを盛り込んだミニアルバムに収録される予定。アルバムはフェスタで販売される。曲は動画共有サイト「YouTube」で「おひさまの花」を検索すると試聴できる。
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