座間警察署(陶山(すやま)和美署長)は年末に増加する犯罪に備えようと10月16日、(株)ゆうちょ銀行座間店で強盗対応訓練を実施した。
同署によると、管内では今年に入り金融機関を狙った強盗事件は起きていない。コンビニエンスストアで1件発生しているが、既に犯人は逮捕されている。しかし、年末は犯罪が増加傾向にあることから訓練が企画された。
訓練は、閉店間際に訪れた犯人が職員に刃物を突きつけ、現金を奪って逃げる想定のもと実施。職員は犯人から身を守りながら、逃走経路を確認するなどした。
同署の辻義則課長は「身を守る、周囲と連携する、迅速に警察に通報する。この3点を守って下さい」と呼びかけた。同店の豊田斉(ひとし)部長は「今後も防犯意識の向上に努めたい」と気を引き締めていた。
この日は、振り込め詐欺を防ぐ訓練も行われた。職員は、犯人にだまされて定期貯金を解約しようとする顧客に対して、振り込め詐欺の可能性を確認するアンケートを活用するなどした。
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