座間高校サッカー部は2年ぶりの全国高校サッカー選手権大会の出場をかけて、あす11月10日(土)に桐光学園と対戦する。会場はニッパツ三ツ沢球技場で、午後1時キックオフ。
座間高は同大会の県予選に、2次予選の2回戦から出場した。初陣は希望ヶ丘に2対0で勝利。3回戦と準々決勝も、無失点で勝ちあがった。準決勝の相手は、夏のインターハイの覇者・三浦学苑を破り勝ち上がってきた向上だった。
準決勝は今月4日に、等々力陸上競技場で行われた。座間高は前半7分、FWの東剣大選手(2年)がペナルティエリア角からのシュートでゴールネットを揺らして先制。後半18分には、MFの小方脩平選手(3年)がPKを決める。1つ間違えれば失点という場面もあったが、2点リードのままロスタイムへ。終了1分前に失点を喫するが、このまま逃げ切り決勝への切符を手にした。
主将の高木純選手(3年)は終盤での失点について「自分たちの弱さが出てしまいました。この経験をいかして、決勝に臨みます」と話した。
大会を通じて不安が自信に
座間高は、この1年思うような結果を残せていなかった。インターハイと関東大会の県予選は勝ち上がれなかった。今回の2次予選も「不安はあった」(高木主将)。しかし、初戦を無失点勝利で飾ると、試合を重ねるごとに自信と連携を深めていった。次第に増える一般生徒の応援も励みになったという。
決勝の相手は桐光。中村俊輔選手らを輩出した、全国でも有名な強豪校だ。内田雅之監督は「優勝を目指して1年間取り組んできた。決勝はその集大成。選手が良いプレーをできるよう、しっかりとコンディションを整えたい」と話す。高木主将は「退かずに自分たちのサッカーをして、全国出場を決めます」と力強く抱負を語った。
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