災害への対応能力を高めようと11月1日、座間市緊急消防援助隊と陸上自衛隊第4施設群による合同野営施設訓練が、市役所ふれあい広場で開かれた。
訓練は、市消防本部が座間市にある陸上自衛隊座間分屯地に協力を呼び掛けて実現した。自衛隊の野営に関するノウハウを学ぶ狙い。同本部によれば、消防と自衛隊による合同の野営訓練は全国でも珍しいケースだという。この日は消防隊員が約15人、自衛隊員が20人ほど参加した。
野営用のテントはそれぞれの特徴があり、自衛隊のテントは骨組みが強固で、長期間の災害支援に適したもの。一方、人命救助など短期間で活動する消防は、緊急時にすぐ設営できるエアーテントだった。また食事の面でも、長期活動の自衛隊は肉などカロリーが高いメニュー。消防は、比較的短時間で調理して食べられるものだった。
設営後は、東日本大震災の支援活動をテーマにディスカッションを実施。両隊員は、活動における精神的な負担やストレスについて情報交換するなど交流を深めていた。
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