大気・水・土壌の保全に貢献した会社や人を表彰する「県環境保全功労者」に、入谷在住の松田優耕(ゆうこう)さん(59歳)が選ばれた。河川の美化や普及啓発活動などが評価されたもの。今月16日には県庁で表彰式が行われた。
2009年度から設けられた表彰制度。今年は6事業所が選ばれた。個人で受賞したのは松田さんのみ。
松田さんは1972年から、日産自動車(株)座間事業所に勤務している。これまでに排水を再利用するプラント建設、環境マネジメントの国際規格ISO14001取得などに携わってきた。同社で環境関連の事業に従事したことをきっかけに、2002年頃から環境保全に関わるようになった。
現在では、座間や海老名の企業で構成される「高座地区河川をきれいにする会」の一員として、相模川や目久尻川の水質保全に取り組んでいる。また、相模川クリーンキャンペーンへの参加、自治会と協力した地域清掃、行政と連携した講演会に参画するなど幅広く活動している。
一連の取り組みの成果として、清掃場所の不法投棄が年々減っていること、河川の水質が向上していることも受賞の一因となった。松田さんは「素直に嬉しい。会社や地域住民の方の協力によって受賞できたと思います」と喜んでいた。
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