座間版 掲載号:2013年1月1日号
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新春企画市長対談 活力と個性ある座間に向け前進 総合計画の推進や病院誘致に意欲

政治

 2013年が幕を開けた。本紙では新年にあたり、遠藤三紀夫座間市長に恒例の新春インタビューを行った。昨年9月の市長選挙で再選を果たした遠藤市長は、2期目の抱負や新年度の重点事業に加え、市民からの注目も高い病院誘致について語った。     (聞き手/澤口厚)

 ―新年あけましておめでとうございます。まずは、昨年1年を振り返っての感想をお願いします。

 「皆様お健やかに新春をお迎えになられたこととお慶び申し上げます。旧年中は市政推進に格別のご理解とご協力を賜り厚く感謝申し上げます。昨年は、暗中模索の世相の中にも明るい話題も多くありました。東京スカイツリーの竣工・開業、山中伸弥氏のノーベル医学・生理学賞受賞。一朝一夕には成らない、わが国の科学技術の高さに明日への期待を感じました。また、各国の代表選手が日頃の鍛錬の成果を発揮されたロンドンオリンピックでは、さまざまな感動を広く呼びました。本市在住の片山梨絵さんもマウンテンバイク女子日本代表として出場し、実力をいかんなく発揮され、世界の第一線と立派に肩を並べられるとともに、国籍、競技種目を超えた絆を育まれてこられました。彼女に続いて、「ざまっこ」が世界にはばたくことを心から願っていますし、確信しています」

 ―昨年9月には市長選挙が行われ、遠藤市長の2期目が10月にスタートしました。今後の市政運営の抱負をお聞かせください。

 「市政においては、乗り越えるべき課題が山積しております。これからの4年間、第四次総合計画に示す将来像「ともに織りなす 活力と個性 きらめくまち」の実現に向けて、また、キャンプ座間返還跡地の有効活用の具現化に向けて、私自らが先頭に立たせていただき、誠心誠意・粉骨砕身・不退転の姿勢で、市民皆様とともに歩ませていただきたく存じます」

財政見通し

 ―2013年度の予算編成についてお聞きします。新年度の財政の見通しはいかがでしょうか?

 「2013年度の財政を取り巻く情況を見通しますと、国における政権交代や県における緊急財政対策の一環として設置された『緊急財政対策本部調査会(神奈川臨調)』の提案など、不透明さが増す中、依然として雇用問題や高い失業率、また、デフレの影響など、大変厳しい状況が続いております。義務的経費に占める生活保護費等の扶助費についても、さらに大幅な増加が予想されます。将来への備えとして、全庁あげて現下の財政状況について危機意識を共有化し、知恵を絞り、工夫を凝らし効率的な事業執行等による歳出の抑制を図り、他方、安定的な財源確保のための財政対策に取り組んでまいります」

重点事業

 ―新年度に予定している新規事業と重点施策についてお聞かせください。

 「何よりもまず第四次座間市総合計画の着実な推進を図ってまいります。重点施策としては、例えば、住民と協働による『相模が丘仲よし小道再生』事業などがありますが、それをはじめとする戦略プロジェクトを進めてまいります。新規事業としては、防災・減災として現在の防災行政無線(固定型)施設をデジタル化及び増設を行うため実施設計に着手します。また、市民健康センターに県の補助金を活用し、蓄電機能を備えた太陽光発電設備を設置するとともに、既に太陽光発電設備を設置する小学校1校に蓄電設備を設置する予定です。そのほか、教育環境の改善を図るため小中学校普通教室等へ空調設備を順次設置する予定です。2013年度の予定は、小学校3校、中学校3校の計6校です」

病院誘致

 ―返還が予定されているキャンプ座間の土地について、市は病院を誘致する利用構想を掲げています。病院誘致が市民生活にどのように寄与するのか教えて下さい。

 「本市の病院数の現状ですが、2006年当時は5病院ありましたが、現在は、相模台病院と相武台病院の2病院となり、この2病院で救急患者の受け入れをしていただいております。当然、従来の座間市と綾瀬市の二次救急輪番体制では対応しきれない状況でして、近隣市の海老名市、厚木市、大和市の病院にもご協力をいただきながら、辛うじて救急医療体制を維持しているという綱渡りのような状況が続いています。

 2010年の統計では、座間市民の市外への救急搬送率が約74%に対して、隣の海老名市が約20%であり、市民の方の救急医療に対するニーズも高いのは当然と思います。新たに病院が誘致できれば、市外搬送率も下がり、病院までの到着時間も短くなります。また、高齢社会にあっては、病院が近くにあることは大変心強いものです。総合的な診療機能を有する病院の誘致が実現できれば、市民の皆様がより近くで受診することができ、近隣の医療機関も含め診療の選択肢も広がるわけですから、今まで以上に安心安全な市民生活を送ることができると考えております」

誘致への課題

 ―病院誘致に向けた課題、及び誘致実現の目標年度については、どのようにお考えでしょうか。

 「病院誘致に向けた課題ですが、そもそも座間市が属する県央二次保健医療圏は、現在病床の過剰な地域とされており、新たに病床を増やすことができない、つまり病院建設ができない状況です。そこで、2013年4月に改訂される神奈川県の保健医療計画の中で、病院資源についてその偏在を是正する必要性からも、医療圏内の病床数の見直しをしていただくよう、国や県に対し、これまで種々の要望をしてまいりました。まずはこの必要となる病床数を確保すること、これが最も大きな課題となっています。

 さらに、病院誘致をするための大前提である病床数が確保されれば、公募で誘致する病院を決定することになります。市民の皆さんのニーズに応えられ、医療圏内の病院や地域の医療機関との病診連携が図ることができる病院の誘致を実現しなければなりません。これが次の課題であると考えております。これら以外にも課題はありますが、一つ一つクリアしていきながら、病院誘致の実現に取り組みます。

 誘致実現の目標年度は病床数が確保できた上で、その後の病院の公募、病院事業者の選定、病院開設に係る県の手続き、そして病院の設計・建設工事等のプロセスを考慮した中で、想定した最短のスケジュールとして、2016年春の病院開業を目指しています」

 ―最後に13万市民に向けたメッセージをお願いします。

 「昨年秋の選挙で市民の皆様から信任をいただき二期目のスタートを切らせていただきました。その際のお約束どおり『ともに織りなす 活力と個性 きらめくまち』の実現に向けて、今年も着実に一歩一歩前進してまいります。引き続き、ご協力をお願い申し上げます」
 

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