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座間版 公開:2013年1月11日 エリアトップへ

「ざま災害ボランティアネットワーク」の代表を務める 濱田 政宏さん 入谷在住 68歳

公開:2013年1月11日

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既成概念にとらわれず

 ○…「生き残らなければ何も始まらない」をキーワードに、1月23日の午前11時、「座間市いっせい防災行動訓練」を座間市と主催する。同時刻に巨大地震が発生したと想定し、市民全員が身を守る行動を取る訓練。備蓄食料の確保、自主防災組織の編成、避難所の整備などの対策が各地で進められているが、「全ての備えは、生き残ってこそ」と何度も強調する。9月から参加受付を開始し、今では当初の目標を大きく上回る2万2千人が登録しており、市民の防災に対する関心の高さを感じている。

 ○…市内外で、災害対策の啓発に奔走する日々を送る。自身が暮らす座間ハイツで防災に取り組んだことが活動の原点。現在は同ネットワーク、NPO神奈川災害ボランティアネットワーク、災害救援ボランティア推進委員会などに所属している。現実的な思考の持ち主で、知識よりも、体験に主眼を置いた訓練を行う。「泥くさく、リアルに」がキーワードだ。

 ○…「本当にこれで良いのか?」「もっといい方法があるのでは」―。既成概念にとらわれず、柔軟な発想でイベントを企画する。同訓練や、コーヒーを飲みながら防災への理解を深める「ぼうさい・カフェ」もその一つ。40年近く勤めていた製菓会社でも印象的なエピソードがある。百貨店で催事を企画し、売上記録を更新した時のこと。1本単位の販売が「業界セオリー」だったロールケーキを、小分けにして購入できるようにした。手間と時間はかかるが、「消費者が一番うれしい手法」だとして周囲を説得したという。慣例やセオリーに埋もれてしまいがちな本質を見抜き、アイデアを生み出してきた。

 ○…よき理解者の妻と暮らす。息子がおり、3人の孫の話題になるとつい頬がゆるむ。趣味は50代後半から始めた陶芸。自由な時間が少ない今は、創作は年2回ほど。また、福祉事業所などにも出向き、陶芸の指導をしている。
 

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