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座間版 公開:2013年2月1日 エリアトップへ

座間市蕎麦商組合の「七福節分そば実行委員」を務める 大高 正之さん 相模が丘在住 45歳

公開:2013年2月1日

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子どものため、日々奮闘

 ○…節分に合わせて開運や学業成就を祈願する「七福節分そば」は、組合が昨年から始めた企画。有頭海老などの食材7点を使用した商品で、2月1日から3日までの発売に向け、実行委員会の一員としてアイデアを練ってきた。「恵方巻きなどゲン担ぎの商品が定着しています。そば屋オリジナルの商品を作りたかったんです」と開発の経緯を振り返る。「受験を控えた学生や親はもちろんのこと、蕎麦好きにもぜひ食べて欲しい」と呼びかけている。

 〇…東京で10年以上、座間で40年の歴史を持つ「大吉庵」(相模が丘)の店主。2年ほど前に創業者の父親の後を継いだ。自身は出前、妻が調理と、夫婦二人三脚で店を切り盛りする。穏やかながらも人情味溢れる性格で、お得意の常連さんから「美味しいね」と声をかけられると「ついサービスしたくなっちゃう」。麺やご飯の量を増やし過ぎて、「多過ぎだよ」と声をかけられることもしばしば。「ペロッと美味しそうに食べてくれる姿がうれしくて」と目を細める。

 〇…趣味について尋ねると、少し恥ずかしそうに「子どものおっかけかな」と一言。中学生と小学生の息子はともに野球チームに所属しており、試合の時は、忙しい合間を縫いながらビデオカメラ持参で必ず観戦するという。家には、試合ごとに几帳面に整理したディスクが多く並ぶ。試合の映像は、店の営業終了後に妻と2人でじっくり観賞。「スロー再生するとフォームのクセがよくわかるんです」と話し、気づいたことを子どもにアドバイスする。

 〇…店の壁には、1つの宝物が飾られている。長男が描いた絵だ。お店で美味しそうに蕎麦を食べるお客と、それを窓から羨ましそうに眺める行列の人々を描写しており、「お店が繁盛して欲しい」という願いが込められている。「子どもたちのために行列のできるお店にしたい」―。父親として、子どものため今日も日々仕事に励んでいる。
 

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