神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
座間版 公開:2013年4月26日 エリアトップへ

座間市緑化祭り実行委員会の委員長を務める 矢澤千旦(ちあき)さん 入谷在住 80歳

公開:2013年4月26日

  • LINE
  • hatena

植物に魅せられて

 ○…「座間市緑化祭り」は市民に緑の尊さを伝えようと、30年以上にわたり続けられている。地域の都市化が進み、緑の減少が叫ばれている現代。「座間には谷戸山公園や芹沢公園など多くの植物が残されています」としながらも、「もっと緑を増やす努力をしていく必要がある」と、強い使命感を胸に抱いている。祭りは、啓発のための貴重な機会だ。「農業や商店会関連など多くの団体が出店します。たくさんの人に来場して欲しい」と話す。

 ○…長野県の出身。小さい頃から山や川が遊び場だった。自然豊かな土地で育まれた感性と、緑を想う心は今も変わっていない。会長を務める「野草 趣味の会」では、神奈川県外にも足を運び植物を愛でる。特に好きだという野草については「神様が作ったもの」と表現。その不思議な造形、色、性質…。絶妙なバランスで出来ている花々に惹きつけられ、ずっと「追い掛け回している」。お気に入りの場所は、近所の田んぼ。「この時季になると、草に囲まれながら大凧を見たりしますよ」とうれしそう。

 ○…座間で創業55年の「矢澤商店」の創業者。同店の名物商品で、市推奨品にも認定されている「大凧煎餅」の生みの親でもある。根っからの職人気質で、「自分で作ったものを、自分で売る」というこだわりで、店を経営してきた。家業は15年ほど前に息子さんが継ぎ、現在は奥さんと2人で暮らす。

 ○…高山植物を見ることができる登山も趣味の一つ。槍ヶ岳や白馬など多くの山を踏破してきた。特に富士登山は、35年ほど前から欠かさず登り続けるほど。自宅の壁には、登頂に成功した70歳以上の人に贈られる扇子がずらりと並ぶ。そのパワーと健康の秘訣を尋ねると、尊敬する植物学者・牧野富太郎氏の言葉を挙げ、「自然と接することです」と一言。「これからの目標は、100歳で富士山に登ることです」と満面の笑顔で語った。
 

座間版の人物風土記最新6

笹岡 泉さん

フェイスブックページ「We Love Zama」のタウンリポーターを長年務める

笹岡 泉さん

緑ケ丘在住 70歳

1月31日

松田 恵三さん

28日(火)まで行われている第3回「座間市民写真展」の実行委員長を務める

松田 恵三さん

栗原中央在住 80歳

1月24日

永野 貴義さん

高座クリーンセンター環境プラザの施設長として施設の情報発信に力を入れる

永野 貴義さん

46歳

1月17日

増田 修孝(のぶたか)さん

1月1日付で(一社)座間青年会議所の理事長に就任した

増田 修孝(のぶたか)さん

栗原中央在住 38歳

1月10日

出口 有加さん

市内で出版社「犀(サイ)の工房」を営む

出口 有加さん

四ツ谷在住 38歳

1月1日

徳永 誠さん

座間市立市民交流プラザ「プラっとざま」の所長を務める

徳永 誠さん

座間市在勤 57歳

12月13日

あっとほーむデスク

  • 11月8日0:00更新

  • 11月16日0:00更新

  • 4月20日0:00更新

座間版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2020年1月31日号

お問い合わせ

外部リンク