神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
座間版 公開:2013年8月23日 エリアトップへ

座間市 防犯灯、一括LED化へ 県内で初 環境負荷軽減図る

政治

公開:2013年8月23日

  • LINE
  • hatena
LEDが使用された防犯灯(=写真右=)。左は従来の蛍光灯を使用したもの
LEDが使用された防犯灯(=写真右=)。左は従来の蛍光灯を使用したもの

 市は、市内に設置されている全ての防犯灯のLED化を、9月末までを目途に実施する。電気使用量を削減し、CO2排出量削減による環境負荷の軽減を狙う。現在、市が所有している防犯灯は約7350本。交換作業から管理までを事業者に委託する。

 防犯灯とは、路傍に設置された電灯のうち防犯対策を目的としたものを指す。道路交通の安全を確保する「街路灯」に比べて照度や高さが低く、その多くに蛍光灯が使用されている。

 防犯灯を管理する市安全防災課では、環境負荷軽減などを目的に、2010年以降に設置した防犯灯にはLEDを採用してきた。これまでに全体の4%にあたる約290本をLED化してきたが、2011年の東日本大震災発生に伴う、更なる節電への機運の高まりを受け、今回の一括LED化に踏み切ったという。作業期間は8月から9月下旬頃までを予定している。

 管理を行う富士通リース(株)との契約はリース形式で行われ、契約期間は10年間。従来型の防犯灯の撤去費用、入れ替え費用、10年間の管理費用などを含む2億194万6500円が分割されて各年の予算として計上される見込み。

犯罪抑止の一助に

 LEDは蛍光灯に比べて高価だが、耐用年数が長く、電力使用量が大きく異なる。同課の試算によると、LED化により1年間あたり約1千万円相当の電気使用量の削減になるという。また、照度も異なるため「LED化されて明るくなったように感じる」との声も多く寄せられていた。これに対し市安全防災課は「防犯効果もあるのではないか」として期待を寄せている。

 市安全防災課【電話】046・252・8158。
 

座間版のトップニュース最新6

交通拠点設置を目指す

相武台南口

交通拠点設置を目指す

行政・地域協力し実現へ

1月31日

花壇活動続けて20年

さがみ野

花壇活動続けて20年

「孫誕生がきっかけで」

1月31日

9年ぶりの頂点目指す

9年ぶりの頂点目指す

東海大相模 春の選抜出場

1月31日

戦闘機「雷電」の部品発見

戦闘機「雷電」の部品発見

所有者から市に寄贈

1月24日

「凧」通して地域と交流

座間養護学校

「凧」通して地域と交流

座間市大凧保存会と

1月24日

3月6日オープン

市内初映画館

3月6日オープン

最新鋭の映像機器導入

1月17日

あっとほーむデスク

  • 11月8日0:00更新

  • 11月16日0:00更新

  • 4月20日0:00更新

座間版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2020年1月31日号

お問い合わせ

外部リンク