座間市 公立6校にエアコン導入 15年度までに全校設置へ
座間市の公立小・中学校6校にエアコンが導入され、9月1日から使用が開始された。市は、2015年度までに市内の全小・中学校への設置を計画。猛暑、酷暑が続く夏の学習環境を整え、勉強効率を改善したい考えだ。
今回エアコンが設置されたのは、座間小・相武台東小・ひばりが丘小・西中・相模中・南中の6校。夏休み中に工事が実施された。
エアコンは普通教室に加え、家庭科室や美術室などの特別教室、職員室にも導入された。準備室などの一部を除きほぼ全面的に冷房化され、今回設置されたエアコンは計253機に及ぶ。
総事業費は約13億9千万円に
市内の公立小・中学校は、全17校。そのうち、相模野小と栗原小は防音工事を行った際にエアコンを導入し、既に使用している。来年度には6校、2015年度に3校の工事が行われ、全校設置が完了する見通し。15校への設置にかかる総事業費は13億8700万円にのぼると見られている。
そのうち、今回実施された6校分の費用は3億5963万円。「小・中学校普通教室などの空調整備事業費」として今年度予算に計上され、うち1億8万円は米軍再編交付金を積み立てた基金で賄う。予算には既存の暖房設備の撤去費や電気設備の改修費、本体や室外機の7年間のリース契約料が含まれる。
当初、小・中学校の空調整備事業は2011年度の開始が予定されていたが、市が延期を決定。市教育総務課は「東日本大震災発生に伴う計画停電等の影響」と説明している。
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