8月に最速タイで日本ライトフライ級王者になった井上尚弥選手(20歳/大橋ボクシングジム)と、高校の舞台で活躍する弟・拓真選手(綾瀬西高校3年)を応援しようと、市民が後援会設立にむけて準備を進めている。今月18日(水)の祝勝会で、正式に発足する予定。
先月25日の日本タイトルマッチで、前王者の田口良一選手を破った尚弥選手。プロデビュー4戦目にして王座を奪取した。具志堅用高さんが持つ日本人の世界最多防衛記録(13回)更新を目標に掲げており、今後は世界での活躍が期待される。拓真選手も、全国高校総合体育大会などの優勝経験があるボクサー。将来はプロでの世界チャンピオンを目指している。
設立の準備は、栗原小学校と栗原中学校でPTA会長を務める、乾(いぬい)洋一郎さんと大西太郎さんが中心となって進めている。先月9日には、このメンバーらがタイトルマッチ壮行会を開き約70人が来場した。
後援会は、井上兄弟や家族、大橋ボクシングジム公認の組織になる。正式名称は、複数の案から父・真吾さんが選んだ「井上尚弥・拓真後援会」。
乾さんによると、後援会は、海老名市で開く祝勝会で正式に立ち上げる予定。規約や会費、会員特典は検討中だという。ホームページは暫定的に公開中。10月上旬の正式オープンを目指している。
ボクシング経験者の乾さんは、2人が目指す世界王者と防衛について「本人たちの力に加えて、周囲のサポートがないと達成できません」と強調。「座間から世界に羽ばたこうとする2人を、ぜひ一緒に応援しましょう」と力強く呼びかけている。
後援会や祝勝会に関する問い合わせは後援会準備室乾さん【電話】046・251・7081/【FAX】046・251・7155へ。スタッフが揃っていないため、留守番電話で対応後、準備室から折り返すという。ホームページは「井上尚弥・拓真後援会」で検索できる。
座間版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|