鈴長に1200の揺らめき 竹灯りの夕べ 座間小生の作品も
市と市観光協会、住民有志らが一体となって取り組んでいる「鈴鹿長宿竹灯りの夕べ」が10月12日、鈴鹿明神社や龍源院境内(ともに座間市入谷)周辺で開催された。古い街並みを残す鈴長地域を約1200の灯篭が灯し、幻想的な雰囲気が会場を包んだ。
会場の1つ、鈴鹿長宿自治会館前には座間小学校の児童たちが描いた絵灯篭が並んだ。描かれたモチーフにはお月見団子とうさぎや、空を舞う赤とんぼなどが登場。愛らしい作品に来場者は笑みをこぼしていた。
座間小に通う娘と訪れたという佐藤明美さんは「娘の作品を見に、初めて足を運んだ。見慣れた街並みが、まるでおとぎ話の世界のようです」と話していた。
当日はあいにくの強風に見舞われたが、来場者や学生ボランティアが協力して倒れた絵灯篭を直す姿も見受けられた。
市によると、昨年より500人多い約3000人が訪れたという。
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