アマチュアボクシング界で活躍してきた井上拓真さん(栗原中央/綾瀬西高校3年)が10月12日、横浜の大橋ボクシングジムで会見し、プロ転向を表明した。兄で日本ライトフライ級王者の尚弥さんと同じく、プロでの世界チャンピオンを目指す。
「井上兄弟」として、小さい頃から注目されていた2人。兄・尚弥さんは昨年10月にプロデビューし、4戦目にして日本チャンピオンに輝いた。弟の拓真さんも全国高校総合体育大会やJOCジュニアオリンピックカップで優勝を成し遂げるなど、高校の舞台で活躍。以前からプロでの世界王者を目標に掲げており、12日の記者会見で遂に表明した。所属は、大橋ボクシングジム。
公開プロテストは、10月21日(月)に後楽園ホールで開かれる「フェニックスバトル」のなかで行う。相手は、WBA世界フライ級6位の村中優選手。
15日、当紙の取材に対して拓真さんは「早く試合がしたいです。ワクワクしています」とプロへの期待感を口にした。また、「お客さんを魅了する試合をしたい」と強調。「打たれずに打つ」というスタイルをベースにしながらも、持ち前の負けん気の強さで前に出てKOを狙う。さらに、尚弥さんより1戦早い、プロ3戦目での日本王座奪取を目指している。
尚弥さんが12月に次戦
15日には、尚弥さんの次戦が発表された。12月6日(金)に東京の両国国技館で、東洋太平洋ライトフライ級王座決定戦に挑戦する。相手は、同級2位のへルソン・マンシオ選手(フィリピン)。また、拓真さんも21日のプロテストを通過していれば、デビュー戦を迎える予定。
チケットに関する問い合わせは井上さん【メール】team-inoue@willcom.comへ。
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