神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
座間版 公開:2013年10月25日 エリアトップへ

座間市消防署 2人の女性消防士が誕生 松本郁美さんと萩原ひかるさん

社会

公開:2013年10月25日

  • LINE
  • hatena
それぞれの現場で奮闘する松本さん(左)と萩原さん
それぞれの現場で奮闘する松本さん(左)と萩原さん

 座間市消防署(林正純消防長)に2人の女性消防士が誕生した。松本郁美さん(座間市/23歳)と萩原ひかるさん(厚木市/22歳)で、5カ月の教育期間を経て10月から現場入りしている。同署の女性消防士は、昨年配属の平山景子さんに続いて3人となった。

 同署によると、女性消防士は全国的に増加傾向にあるという。救命や消防活動において、活躍が期待されている。

 2人は今年4月に同署に配属された。厚木の消防学校で学び、10月から現場に出るようになった。松本さんは消防隊員として北分署の第一消防救急係に、萩原さんは本署の消防管理課庶務係に、それぞれ所属している。

「格好良い隊員に」

 就職活動をしていた大学時代に、消防士を志した松本さん。「格好良い消防士になった自分を想い描いていました」と話す。

 現在は消防隊員の一員として各種訓練や、地理や消火栓の調査に携わり、火災発生時には出動する。10月上旬には初めて火災出動した。「緊迫した雰囲気のなか、自分に何ができるか考えて、体を動かしていました」と初出動を振り返る。

 目指すは「格好良い消防士」。「先輩が安心して仕事を任せられるよう、率先して動いていきたい」と意気込む。

「明るく優しく」

 消防管理課庶務係に所属する萩原さんは、文書整理や経理、救急などの事務に携わる。さらに、市内事業所に足を運び、救急法を指導している。

 松本さんと同じく、消防の仕事を意識したのは大学生の頃。体育教師と救命士のどちらを選ぶか迷った時期があったが、消防署で仕事ぶりを実際に見て「人の命を救いたい」と今の道を選んだ。

 救急救命士の資格を持っており、将来的に救急隊員になりたいと考えている。「明るく優しい消防士になりたい。そして、女性ならではの活動ができれば」と抱負を語った。
 

座間版のトップニュース最新6

交通拠点設置を目指す

相武台南口

交通拠点設置を目指す

行政・地域協力し実現へ

1月31日

花壇活動続けて20年

さがみ野

花壇活動続けて20年

「孫誕生がきっかけで」

1月31日

9年ぶりの頂点目指す

9年ぶりの頂点目指す

東海大相模 春の選抜出場

1月31日

戦闘機「雷電」の部品発見

戦闘機「雷電」の部品発見

所有者から市に寄贈

1月24日

「凧」通して地域と交流

座間養護学校

「凧」通して地域と交流

座間市大凧保存会と

1月24日

3月6日オープン

市内初映画館

3月6日オープン

最新鋭の映像機器導入

1月17日

あっとほーむデスク

  • 11月8日0:00更新

  • 11月16日0:00更新

  • 4月20日0:00更新

座間版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2020年1月31日号

お問い合わせ

外部リンク