座間市と国内友好都市になる福島県須賀川市で420年以上続くとされ、日本三大火祭りの1つに数えられる「松明(たいまつ)あかし」。この伝統行事に、座間市民が作った大松明が初めて登場する。本番はあす11月9日(土)。
復興支援の想いが途絶えないようにと、市民有志による「座間あかまつ会」(濱野真一会長)が取り組んでいる。材料となる茅や竹の調達、高さ8mもの大松明を作る場所の確保など、夏から地域住民に協力を呼びかけ、準備を進めてきた。そして、およそ1カ月にわたる製作の最終工程が11月2日に行われた。
作業場所は龍蔵神社(南栗原)の敷地内。集まった約10人で、茅の詰め込みと、大矢製畳(座間小西側)から提供されたゴザを巻く作業をこなした。さらに神山光一郎さんが、オリジナルののぼりを創作した。
大松明は3日、(株)バンテックセントラルによって須賀川市へ運搬された。濱野会長は「大松明が友好と復興のシンボルになれば」と期待していた。
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