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座間版 公開:2013年11月8日 エリアトップへ

11月11日から座間神社のギャラリー杜で個展を開催する 佐藤 千恵子さん 入谷在住 60歳

公開:2013年11月8日

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自然の美に魅了され

 ○…身近な自然の中にある美しさをこよなく愛し、その世界観を1枚の版画に落とし込む。最近は、もっぱら「水」をメインテーマに扱った作品を多く生み出している。「水は、全ての源。その美しさや、神秘を描きたいと思った」。11月11日からは座間神社のギャラリー杜で個展を開催する。「きれいな水が湧き、自然と一体になった素敵な場所で個展を開催できることは、本当に嬉しい」

 ○…栃木県生まれ。美しいものや自然が好きで、いつまでも飽きずに眺めているような少女だった。「自然は日々刻々と姿を変える。何度同じ道を通っても飽きなかった」。高度経済成長の中で育ち、発展の代償として犠牲になる自然を見ては悲しい気持ちになった。美術大学に進学し、結婚後も造形教室を主宰したりと、常に芸術と離れずに来た。「芸術は嘘がない世界。生き方として、自然にアートを選んだ」

 ○…座間に越してきたのは、ちょうど25年前。故郷と同じく、きれいな水がある所に惹かれた。丘の上の家には、バラやラベンダーなど、色とりどりの植物が。「花が咲いては散っていく。季節の移ろいを感じられるのが好き」。庭の木には小さな巣箱があり、スズメやシジュウカラのさえずりが常に絶えない。「かつて助けた小鳥が、つがいになって戻ってきたことも。小さな庭だけれど、凄いドラマがあるんですよ」。見慣れた庭すらも、その目にはキラキラと輝く宝物に映る。

 ○…柔らかな人柄とは裏腹に、その作品はエネルギーに満ち溢れている。水や、力強く生きていく自然の神秘と生命パワーを描いた「connection(コネクション)II」は、今年の公募展でも高評価で入選した。宇宙と水、地球の関係性(=コネクション)は自身の大きな創作テーマでもある。「最近は、進化を遂げながら生き延びていく生命の力を描いている。絵を見た方の気持ちを揺さぶるようなものを描き続けたい」
 

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