座間青年会議所の第35代理事長に1月1日付で就任した 丸山 秀一郎さん 栗原中央在住 38歳
真摯な情熱家
○…40歳以下の青年経営者など34人で構成され、わんぱく相撲座間場所や坂道マラソン大会などを行う座間青年会議所。新理事長として掲げたスローガンは、シンプルで明快な「情熱」。「情熱を持って取り組めば結果はついてくる」と、その想いの強さを言葉に込めた。副題は「一歩踏み出す勇気が未来を創る」。メンバーにはもちろん、慎重な性格の自分を奮い立てる意味も込めた言葉。「事業を行う時は、悩みや不安もあります。けれど、勇気を一歩出して踏み出したい」
○…先輩に誘われ、2007年に青年会議所に入会した。これまでの活動で、思い出深い出来事が1つ。2009年度に取り組んだ「座間っ子探検隊『夷参(いさま)めぐり』」だ。50人の子どもと、2日間をかけて市内30Kmを歩くイベント。最後には、座間の古刹「宗仲寺」でライブを行った。30Kmを歩き切った子ども達、そして気持ちが逸る自分を支えてくれたメンバー。達成感と感謝の気持ちが混ざり合って涙が溢れたという。1つの事業に一体となって取り組み、無事に終われば泣き合うことができるメンバー。そんな「仲間」と出会えたことが、これまでの大きな財産だ。
○…創業14年の「(株)丸山工務店」(栗原中央)の代表を務める。家族は奥さんと、2歳から6歳まで3人の娘。趣味はマラソンで、フルマラソンを走った経験も。今は多忙を極め、趣味の時間を作れないことが悩み。1週間休みがあったらと尋ねると、「好きな長渕剛さんの曲を聴きながら、ジープで海岸線を運転したい」と答えた。
○…真面目で、何事も真摯に取り組む性格。その反面、実は「緊張しがちな、恥ずかしがり屋」と苦笑い。その緊張と向き合い、克服するため、何事も入念な準備を持って臨む。理事長就任については「自分にとっては挑戦。楽しんでやりたい」--。緊張や不安を押しのけて、仲間とともに前進していく。
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