神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
座間版 公開:2014年3月28日 エリアトップへ

座間警察署の署長に就任した 倉持 英彰(ひであき)さん 座間在住 56歳

公開:2014年3月28日

  • LINE
  • hatena

「誇りを持って仕事を」

 ○…3月19日、新署長に就任した。就任に際し署員に向けた言葉は、「3つの誇りを持って欲しい」ということ。多くの職業から警察官を選んだこと、神奈川県警の一員であること、そして座間警察署の一員であること―。地域の安全と安心を担う存在として、誇りを持って仕事に取り組んでほしいと願っている。

 ○…警察官として職務にあたり33年目。20代の頃に、知人の警察官から「やりがいがある。一生懸命やれば必ず結果がついてくる」とアドバイスを貰い、今の扉を叩いた。異動は今回で17回目になるという。座間署の前は、パトカーや白バイで交通違反者の取り締まりや指導を行う「第2交通機動隊」(厚木市)の隊長だった。警察人生において特に思い出深いのが、薬物対策課(現薬物銃器対策課)に所属していた頃。薬物の密売や密輸事件に携わる課で、現場捜査官のサポート、警察庁や他県警との連絡調整などを担っていた。「何日も泊まり込むことがありました。大変だったけど、達成感も大きかった」

 ○…同じく警察官の妻、そして4人の子どもがいる。趣味の1つが家庭菜園。「手をかけた分だけ成果が出るのが楽しい」と、5年ほど前から続けている。「作るのは私だけ。家族はもっぱら食べるのみ」と苦笑い。署長就任に伴い、横浜の自宅から座間に引っ越したことで、家庭菜園は休園。今は、休日を使って市内を散策するとか。これまでに相模川周辺や座間谷戸山公園などを歩いた。「色々と発見があります。市内全部を歩くつもり」と話す。

 ○…新聞記事で、心に残った物がある。山形県にある荘内神社のご神木・柊(ひいらぎ)を紹介したものだ。柊は長い年月を重ねると、葉の棘が取れて丸みを帯びてくるという。そこに自身を重ねる。「昔はきつい所もあった。今は署員みんながいるから仕事ができるのだと強く思う」―。座間署の署員とともに、市民の安全を守っていく。

座間版の人物風土記最新6

笹岡 泉さん

フェイスブックページ「We Love Zama」のタウンリポーターを長年務める

笹岡 泉さん

緑ケ丘在住 70歳

1月31日

松田 恵三さん

28日(火)まで行われている第3回「座間市民写真展」の実行委員長を務める

松田 恵三さん

栗原中央在住 80歳

1月24日

永野 貴義さん

高座クリーンセンター環境プラザの施設長として施設の情報発信に力を入れる

永野 貴義さん

46歳

1月17日

増田 修孝(のぶたか)さん

1月1日付で(一社)座間青年会議所の理事長に就任した

増田 修孝(のぶたか)さん

栗原中央在住 38歳

1月10日

出口 有加さん

市内で出版社「犀(サイ)の工房」を営む

出口 有加さん

四ツ谷在住 38歳

1月1日

徳永 誠さん

座間市立市民交流プラザ「プラっとざま」の所長を務める

徳永 誠さん

座間市在勤 57歳

12月13日

あっとほーむデスク

  • 11月8日0:00更新

  • 11月16日0:00更新

  • 4月20日0:00更新

座間版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2020年1月31日号

お問い合わせ

外部リンク