座間青年会議所 紙芝居で歴史を紹介 プロ漫画家の協力得て制作
オリジナル紙芝居を通じて座間の歴史を市民により知ってもらおうと、青年経営者などが集まる「座間青年会議所」(丸山秀一郎理事長)が、4月29日(火)の市緑化祭りで、「土器♥土器♥座間の歴史」と題した事業を初開催する。プロ漫画家のたなべひろきさんが手掛けたイラストに沿って、石器時代から現代までの歴史を紹介する。
同会議所は、1月スタートの2014年度から、「地域の魅力を発信する者としてもっと地域のことを知ろう」と、「地域学」に力を入れている。紙芝居もその一環。
「座間の歴史」と題された紙芝居は、A2カラーの22枚構成。イラストは、同会議所の財務・渉外委員会の窪悠久委員長(35)の知人で、雑誌で4コマ漫画を連載した経験があるたなべさんが制作した。
ストーリーは、市のマスコットキャラ「ざまりん」が、子ども2人と祖父を、石器時代までタイムワープで連れて行き、現代まで辿っていくという仕立て。入谷の護王姫(ごうのうひめ)社の由来や、星谷寺(しょうこくじ)に伝わる8つの不思議など身近な話題を盛り込みながら、座間の歴史について理解を深める内容となっている。窪委員長は「子どもも理解しやすいように、シナリオやセリフをシンプルにしたり、平仮名で表記しました」と工夫を話す。
祭りは、かにが沢公園で午前9時30分から午後3時まで開催。紙芝居は【1】午前10時20分、【2】11時、【3】11時40分、【4】午後1時10分、【5】1時50分の計5回行う予定。1回の上演時間は15分〜20分ほど。当日は、紙芝居で紹介する土器の実物も展示される。
窪委員長と協力しながら企画を進めた野村勇平副委員長(29)は「たなべさんの絵はとても可愛く、見ているだけで楽しめます。そこから、座間の歴史に興味を持ってもらえれば嬉しい」と期待を寄せていた。
紙芝居は祭り終了後、動画投稿サイト「You tube」にアップされる予定。秋には児童関連の施設での実演会なども検討されているという。問い合わせは同会議所窪さん【携帯電話】️090・8008・3379。
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