およそ2カ月かけて制作してきた大凧に命を吹き込む「文字書き」が、4月19日に座間小学校体育館で開かれた。約30人の子どもが、市大凧保存会の会員からアドバイスを受けながら作業し、今年の凧文字「陽駿」を完成させた。
200年以上の歴史があるとされる大凧。文字書き体験は、市民に広く関心を持ってもらおうと2012年から続けられている。
この日は、一般公募で集まった小学生と、日本ボーイスカウト神奈川連盟県央地区座間第3団の子どもたち、松蔭大学の学生が墨入れを担当。大きさ13m四方の大凧の上に座りながら、「陽」を赤色に、「駿」を緑色にそれぞれ着色していった。毎年文字書きに参加しているという佐藤杏優(あゆ)さん(14歳)は「文字の縁に重ならないように塗るのが難しかった。大凧祭りに行って、揚がるところを見たいです」と話していた。
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