市内入谷在住の自称「旅絵師」最上勝孝さん(73)がこのほど、14年の創作活動において初となる画集「座間スケッチ1〜旅絵師気分で、座間を描く〜」を完成させた。市内の田園風景や神社仏閣が題材の水彩画を、市全域マップ付きで紹介しており、「画集をきっかけに、旅気分で座間を散策してもらえれば」と期待している。
画集は「持ち運びしやすい」A5サイズで、表紙を含めて32頁構成。作品数は、絵を描き始めて間もない2001年に手掛けた「お品坂」から、2010年に創作した「目久尻川」まで26点。その全てにナンバリングが施されており、全域マップで場所を確認できる仕組みだ。「街を歩くと、様々な発見があります。座間の良さを、その目で確かめて欲しい」とマップを付けた意図を話す。
旅気分で自由に描く
定年後の2001年から水彩画を描いている最上さん。画材道具を詰め込んだ重さ約5kgのリュックを背負って、座間市や鎌倉市などを巡り、風景や植物、人物を自由に描いている。旅絵師という名称には、「旅気分で街を歩き、目に留まったものを書きたい」という想いが込められている。市内では、新田宿の田んぼから大山方面を望む風景が好きだという。
画集は1冊500円(税込)。取り扱い場所はコーヒーノート(入谷5の1870の1)/座間神社会館すいめい(座間1の3437)/麦っ子畑保育園(南栗原1の4の2)/焼き菓子の店グローリー(緑ケ丘5の4の25)。問い合わせは最上さん【電話】046・255・8022へ。
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