多発する振り込め詐欺の被害を防いだとして、座間警察署(倉持英彰署長)が5月22日、横浜銀行座間支店(伊賀上学支店長/相武台)と、同店勤務の五十嵐薫さんに感謝状を贈った。
被害のおそれがあったのは5月13日。親族を名乗る手口で、電話で男が「仕事中に1千万円の小切手が入った鞄を置き忘れてしまった」などと話し、緑ケ丘に住む80代の女性から数百万円をだまし取ろうとしていた。
窓口で対応した五十嵐さんが不審に思い、上司と相談したうえで警察に通報。駆け付けた警察官が、女性から詳しく事情を聴きだし、被害を防いだ。五十嵐さんは「詐欺と思われる案件に対応したのは初めて。防げて良かったです」と喜び、伊賀上支店長は「今後もスタッフ全員で注意を払い、お客様の財産を守りたい」と話した。
同署によると、2014年の振り込め詐欺と特殊詐欺の被害件数は15件で、総額は約6273万円に上る。同署では「狙われやすい高齢者はもちろん、ご家族も注意を」と話している。問い合わせは同署【電話】046・256・0110。
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