40歳以下の若手経営者などが街づくりに取り組む「座間青年会議所」(丸山秀一郎理事長/座間JC)が今月22日、座間市と友好交流都市関係にある福島県須賀川市の青年会議所(佐藤浩之理事長)と姉妹JCとなった。東日本大震災の復興支援をきっかけに始まった交流が、3年越しで実を結んだ。
両JCの間で交流が始まったのは、東日本大震災の発災後。復興支援事業「市の花ひまわり180万本咲かそうプロジェクト」の一員として、会員が須賀川を訪れたのがきっかけだった。その後、「ひまわりまつり」や「松明あかし」など両市のイベントを通じ親睦を深め、今年8月に座間JCが主催した事業「フレンドリーキッズ2014」には両市の児童54人が参加した。
昨秋から温めてきたという姉妹JC構想。今年2月から会議を重ね、内容を詰めてきた。締結には、「より一層の信頼関係を築き、お互いに発展していきたい」(丸山理事長)という想いに加え、震災の記憶を風化させない狙いもある。
東京で開かれた締結式には、それぞれの会員やOBなどが出席し、丸山理事長と佐藤理事長の調印を見守った。丸山理事長は「(締結は)両JCの継続的な交流に繋がる」とし、「創立35年の私たちにとって、半世紀近い歴史を持つ須賀川JCから学ぶことは多い。今後もお互いに刺激しあって、発展できれば」と期待していた。
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